ファームノート


従来はデータを蓄積していてもパソコンルームに戻らなければ目の前の牛のデータが拾えず、スピード感に欠けることが課題でしたが、『ファームノート』導入後は専用のスマートフォンアプリを利用することによって、目の前の牛の個体情報を瞬時に知ることが可能となりました。

特に個体リストは事務作業の負担軽減に大きく役立っています。200以上の細かい条件の中から最適なリストが自動的に作成されるシステムを利用し、当社では曜日ごとに行う仕事をリスト化しています。



1,400頭以上を飼養する当社のようなメガファームでは、分娩や授精状況、疾病の把握のためにデータ管理とそれに伴うICTの利用が欠かせません。

必要な項目をリストアップ化することで、作業のし忘れ防止やルーチンの徹底を図ることができます。


DC305


より効率的な作業を行うために『DC305(デイリーコンプ305)』を導入しています。アメリカの農場では半数以上が導入しており、当社の牧場経営にとっても今や欠かすことのできない分析ツールとなっています。

搾乳機器と連携し、搾乳レポートを作成することが可能です。具体的には搾乳頭数、搾乳開始と終了時間、総搾乳時間、ミルカーを流れる牛乳の速度が分かります。その中でも総搾乳時間では、何割の時間帯でミルカーが稼働していたのかも分かるため、管理職が搾乳現場に立ち会わずともその日の搾乳評価をすることが可能です。また同時に搾乳機器に登録されている牛の群の情報も読み取るため、異なる群に混ざってしまった牛の発見も容易に行うことができ、作業時間の短縮化に役立っています。

Calf cloud


2018年から稼働したロボット哺乳舎では、人の手に代わって2台のロボットが哺乳作業を行います。ここではいつでも仔牛が飲みたいタイミングでミルクを飲むことができます。一度にたくさんではなく、少量を数回にわけてあげることで消化の効率を高める効果があり、実際に当社でも哺乳期に多く見られた下痢の発生数も格段に減少させることができました。担当スタッフは『Calf cloud』というICTを利用し、自分のスマートフォンから個々の哺乳量や体調管理のモニタリングを行っています。また情報はリアルタイムで更新されるため、「正確性」と「俊敏性」をもって仔牛の異変に気付くことができます。